ゴルフをプレイしたことがある人であれば、誰もが一度は聞いたことがあるザ・プレーヤーズ・チャンピオンシップ。ザ・プレーヤーズ・チャンピオンシップは、ゴルフプレイヤーであればだれでも注目するビックイベントで、多数の有名プレイヤーが参加します。
この記事ではザ・プレーヤーズ・チャンピオンシップについて紹介します。
ザ・プレーヤーズ・チャンピオンシップとは?
ザ・プレーヤーズ・チャンピオンシップとは、アメリカのゴルフトーナメントの1つであり、毎年3月にアメリカ・フロリダ州にある「ザ・プレーヤーズ・クラブ・オブ・ソーグラス」で開催されています。このコースはアメリカでも最も難しいゴルフコースの1つに数えられているのが特徴です。
1974年にトーナメント・プレーヤーズ・チャンピオンシップとしてスタートしました。そして、マスターズ・全米オープン・全英オープン・全米プロゴルフに次ぐ“第5のメジャー大会”と呼ばれており、賞金総額はなんと世界最高額の1250万ドル!また、優勝者には賞金225万ドルに加え、フェデックスカップポイント600点やOWGRポイント80点が加算されます。そのため、これまでタイガー・ウッズを始めとした、世界各国の有名ゴルフプレイヤーが参加してきました。
ザ・プレーヤーズ・チャンピオンシップは日本でも放送されており、スカパーやNHK BS放送で見ることができます。
ザ・プレーヤーズ・クラブ・オブ・ソーグラスについて
ザ・プレーヤーズ・クラブ・オブ・ソーグラスはTPCソーグラスと言われることが多く、アメリカ、メキシコにいくつか点在するPGAツアー向けに設計されたチャンピオンシップコースのことを指します。
ザ・プレーヤーズ・クラブ・オブ・ソーグラスには、ピート・ダイが設計した2つのゴルフコースがあります。その中でもスタジアムコースはザ プレーヤーズ チャンピオンシップをホストするために設計され、正に真のスタジアムコースとして知られています。
ティーボックス、フェアウェイ、グリーン、ラフにはそれぞれバーミューダ芝が使用されています。
アイランドグリーンの17番パー3は、ザ・プレーヤーズ・クラブ・オブ・ソーグラスでも特に難易度の高いコースであり、毎年ここからドラマチックなプレーが展開されています。難易度が高い分、プレイヤーの真の実力が発揮されるので、よりゲームが盛り上がりをみせます。
出場資格
ザ・プレーヤーズ・チャンピオンシップには誰もが参加できるというわけではなく、参加資格が設けられています。出場可能人数は144人であり、参加資格として以下が設定されています。
前年プレーヤーズ選手権翌週から当年開催前週までのPGAツアー競技優勝者
前年度フェデックスカップ上位30名
前年度賞金ランク上位125名
公傷制度を認定かつ現時点での賞金ランク125位以内の者
過去5年のマスターズ・全米OP・全英OP・全米プロ選手権優勝者
OWGR上位50名
前年度シニア・プレーヤーズ選手権優勝者
前年度ウェブドットコムツアー賞金ランク上位
前年度ウェブドットコムツアー・ファイナルズランク上位
現時点でのフェデックスカップポイントランク上位
(参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/ザ・プレーヤーズ・チャンピオンシップ)
歴代の優勝者にはウェブ・シンプソン、リッキー・ファウラー、ティム・クラークなどがいます。残念ながら現在までに日本からの優勝者は出ていません。
これまでアメリカ出身の選手が優勝することがほとんどでしたが、2017年には韓国人のキム・シウが優勝するなど、アジア人の活躍も目立ってきています。今後日本人が優勝する日も遠くないかもしれません。
ザ・プレーヤーズ・チャンピオンシップ2019
ザ・プレーヤーズ・チャンピオンシップ2019は、3月14〜17日に開催されました。優勝者は来たアイルランド出身のロ―リー・マキロイ選手で、29歳という若さで優勝賞金198万ドル(約2億2千万円)を獲得しました。
ザ・プレーヤーズ・チャンピオンシップ2019には日本からは松山英樹選手、小平智選手の2人が参加しました。松山英樹選手は決勝に入って調子あげ、最終成績は8位タイとなりました。小平智選手は予選敗退という結果になっています。