ゴルフが上手になりたいと思うのは、プロアマ問わず、ゴルフプレーヤーの永遠の目標だと思います。素敵にショットを決めてみたい、18ホールを100以下で回りたい、またはコンペで一度でいいから優勝してみたい・・など、目標は人それぞれです。ここでは、みなさんに共通するゴルフ上達に欠かせないポイントをご紹介します。
まるでモデルのようなショット姿を!
スコアによって勝敗が決まるのは他のスポーツと同じですが、ゴルフほどフォームが重視される球技スポーツは珍しいですよね。良いスイングは飛行距離を伸ばすだけでなく、他の人をも魅了します。ショットのフォームはとにかく練習あるのみ!スコアに伸び悩んでいる人も、立ち止まってスイングを見直してみる価値は大いにあります。前傾姿勢と頭の位置をどのクラブ&ショットでもキープすること、ショットを加速させるためにしっかり振り切ること、そして毎回のスイングを丁寧に行うこと。例えば、闇雲に週に500回スイング練習をするよりも、週に100回丁寧なスイングをする方が効果的です。
初心者はまずは100切りを目指そう
練習場での練習に慣れてきてからコースに出る人も多いと思います。コースは18ホールで形成されており、ゴルフを4年続けていればショット数100以下で回れるようになるのが平均です。実はこの100切りの壁は厚く、なかなか達成できずに断念してしまう人も・・。100切りを実現させるコツは、ショットの安定性(なるべく的確に飛ばす能力)と各クラブの使い分け(必要なクラブ以外持ち込まない)、グリーン周りでの対応(転がしがしやすいクラブアプローチウェッジ(52度)、ピッチングウェッジ、9番アイアン、8番アイアンを使う)をマスターすることです。見落としがちなのが、体力強化です。疲労により後半部分で集中力が低下すると、せっかく順調に進んできた努力が水の泡に。18ホールすべてをしっかり回れるスタミナを、筋トレや持久力を付けることで確保しましょう。
寝る前のイメージトレーニングでメンタル強化
ゴルフは「耳と耳の間のスポーツ」とも呼ばれていますが、外側で起きる現象に内側(メンタル)も影響されることがないように、常に安定した気持ちでプレーできるのが理想です。特にお勧めなメンタル強化方法が、コースに出る前日の夜に実際に18ホールを回っている姿をイメージすることです。自分がどのようなショット&クラブの選択をするか、OBを避けるスイング、OBになってしまった時の確実な脱出方法など、細かくイメージしていきます。そうすることで、実際にそのような場面に直面した時に、落ち着いて対応することができます。アマチュアの方も、ぜひ自分が重要なトーナメントに参加していると想像して、プレッシャーに負けない頭脳を育てましょう!