ゴルフクラブは国内外さまざまなスポーツ用具メーカーによって販売されています。実際にゴルフショップに行くとよく分かりますが、知名度のあるメーカーアイテムは高価な傾向があります。しかしほとんどの場合が「ブランド代」として上乗せされているだけであり、ゴルフの物理の解明と技術の向上により、現在メーカーごとの性能差は大きくありません。見た目や振った時のしなり具合、クラブの重さや中心位置のわずかな差によって、打ちやすクラブ・打ちにくく感じるクラブが存在しますが、それは相性の合うクラブ探しを一層楽しくさせるファクターと考えてよいでしょう。ここでは、一般的に安価とされるゴルフクラブメーカーをご紹介します。
押さえておきたいゴルフクラブメーカーの性能&価格事情
外資メーカーのクラブはモデルチェンジのサイクルが早く、毎年新しいアイテムが発売されることも多いため、今までのアイテムが大幅に値下げされることがあります。中古ショップに行くと、半額以下に値下げされた未使用のテーラーメイドやタイトリストのクラブを大量に見つけることができるのはそのためです。日本製で安価とされるゴルフクラブに、IGNIOやTRYFITといったゴルフのプライベートブランドがあります。ゴルフクラブの多くは中国や台湾の製造専門会社に外注してOEM生産されているため、大手スポーツメーカーと比較しても、その性能自体は対して変わりません。また、現在のクラブ技術の発展は頂点まで行きつくしており、ルール規制によって飛距離やスピン性能が抑えられている傾向があるほどです。よって、高級ブランドであろうが、無名のゴルフメーカーだろうが、各メーカーが提供しているクラブの性能はその値段に影響されることは無いとお考えください。
お勧め格安ゴルフクラブセット3つ
とにかく安く揃えたい人向けなのが、必要とされるクラブがすべてセットになったゴルフクラブセット(キャディバッグ付きのものも!)です。近年では更なるコスト削減からオンライン販売のみのメーカーも多いため、実際に自分で触って感触を確かめることができないのが弱点ですが、すぐにコースに出る必要がある人や、とりあえずクラブを購入して練習してから本格的に選びたい人にはお勧めです。
アズロフ社が自信を持ってお届けするクラブセットは、カモフラージュ柄のキャディバッグも付属してなんと24000円!ドライバーとウッドが2本、アイアンは7番からSWまで5本、パターがセッティングの計9本です。アイアン5番6番は初心者には打つのが難しいので、7番からで問題ないでしょう。各クラブの重量が若干重めですが、若い人には良い練習になるでしょう。
カラフルなデザインが目を引くゴルフキューズ社のクラブセットは、ドライバーにフェアウェイウッドが1本、ユーティリティが1本、アイアンが6番からSW、パターそしてキャディバッグが付いて25000円です。スチールシャフトアイアンのため少し重く感じるかもしれませんが、ドライバーは短めの44.5インチ&初心者に嬉しいユーティリティが入っているので、安定したミートを体感しながらプレーできるでしょう。
ツアーエッジ社のレディーエッジクラブセットは、レディースに大人気の格安クラブセットです。女性が必要とするフェアウェイウッド&ユーティリティが揃っており、全体的に仕上げもキレイで高品質。その他ドライバー1本、アイアンは8番・PW・SWの3本、そしてパターと軽量のスタンドバッグ付きで25000円です。